フォーラムアンケート結果

6月14日の「教育ICTフォーラム」のアンケートを、後日、Web上でお願いしました。記述式で回答いただいたご意見をまとめてみました。

参考

発表1「小学校における普通授業でのICT活用事例」海部 義人 氏(㈱ダイワボウ情報システム)

発表2「ICT教育を生かして魅力的な高校国語の授業がしたい~教職大学院まで行ってきました~」橋口和歌子 氏(都城西高等学校教諭)

発表3「宮崎工業高校でのICT活用授業の実践報告」釘崎 隆史 氏(都城工業高等学校教諭)

ワークショップ「ICT機器の授業効果と課題」

 

Q3.
発表1を聞いてどのようなことに気付きましたか? ご自由にお書きください。

・さまざまな活用方があることがわかった。
・研究内容の成果を是非伺いたいと思いました。
・宮崎での実証研究の2校(生目台東小、財光寺小)の状況もお話が聞きたかった。
・実際に活用されている状態が映像上から見られて大変参考になりました。
・まだ方向性が見えていないけど、すごい可能性と危険性の両面があり、慎重に進めていかないといけない問題なのだと感じました。
・ICT化を進めるためには莫大なセキュリティも含めたインフラ環境の整備、簡単に扱える現場に則した端末の開発、校務軽減の為のニーズに合った教材開発、情報モラルの徹底等が必用だと感じました。
・意外と、windowsタブレットを使っているところが多い。

Q5.
発表2を聞いてどのようなことに気付きましたか? ご自由にお書きください。

・ICTの使い方がうまいなと思った。やはり理論的なことを学ぶと自信がつくのかなと思った。
・現場の先生が授業実践において悩んだ内容、具体的にICT教育へ踏み出す為の過程、その実行した内容等分かりやすい講話で、今後自身が関わる業務に大変参考になりました。
・具体的な授業ツールを、もっとじっくり見せて欲しかったです。
・個々の工夫でのICT活用事例の具体的なお話が聞けて、教材研究のご苦労とICT活用によりその一助になりえることが理解できました。
・普通教室での準備・撤収をうまくやれておられるそうで、慣れたら苦にならないのでしょうね?
・文字が大きくて見やすい表現でした。
・自分の担当教科と違うという点もありますが、それでも、映像を有効に利用して、視覚的に理解度をあげる試みがよくわかり、また効果的だろうと思いました。
・国語や外国語でのICT活用が今一わからなかったのですが、発表を見させていただきとても勉強になりました。
・50分間の具体的な授業構成や指導案を説明してくれるとよかったと思います。

Q7.
発表3を聞いてどのようなことに気付きましたか? ご自由にお書きください。

・最初に導入すると職員研修が必要だが、現場の実態はなかなか難しいことが共感できた。
・先生のプレゼンの能力の高さに感嘆しました。
・今後のICTを授業に活用する際の、参考になりました。
・必ずしも一人一台でなくても良い
・生徒の学習の進み具合に合わせて活用できる
・補助教員の代わりをICTが担うことができる
・現場の先生方が情報・教材共有を切望されていることがよく分かりました。
・学校全体で取り組むためには、個々の取り組みだけでなく、中心的に引っ張っていかれる先生が必要であると感じました。
・おもしろかったです。板書して生徒の方を見たら5~6人寝てるとか。板書する図が教科書と微妙に違うとか。全く同じものを提示しないと生徒が「今、どこをやってるの?」と言い出す事など全く同感です。だからこそ発表がおもしろかったです。
・机の上のロボットは落ちないようにプログラミングされてると私の同僚(発表者の元上司)がおっしゃいました。この辺も、実演されるとさらにおもしろかったのでは?
・先生のトークの面白さと実際に使いこなされている様子がよく分かった点が非常に参考になったと思います。
・ロボットについての活動について聞いてみたかった。ロボット競技や研修会を開くのもおもしろそうだと感じた。ロボット競技を通じて思考力や問題解決力を養うことが出来るのではと思う。
・教育の中にICTが入ってきても、先生の使い方、考え方であんなにも変わるものだなと。

Q9.
ワークショップに参加されてどのようなことに気付きましたか? ご自由にお書きください。

・さまざま分野の方が参加されており、いろんな意見を聞くことができて面白かった。
・最初の説明が不明瞭で、話合いにまとまりがなかった。まとめを討議する機会があったほうが良いと思った。
・課題を出し合うことで、自分が気づいてない問題点等を知ることができました。また、解決方法は現場の先生達の意見を多く聞くことができ参考になりました。
・異業種の方たちと話し合え、違う観点からの意見交換などできたことが、有意義でした。
・内部の先生方の研修的色彩が強い気がしましたので、一般として初めて参加させていただいた者には、若干、内容的にかけ離れていたような気もいたしました。(直接的な物言いですみません。)
・ICTの教育利用にはまだまだ課題があるということ、現場からの知恵や技能の共有が求められてることが分かった。
・まだ導入してないことに対しメリット、問題点を挙げて行くのは難しかったですが、楽しくもありました。ですが、やはり同じような意見が多かったですね。

Q10.
フォーラムに参加されて伝え切れなかったことや、今後、企画して欲しい研修会などをお書きください。

・出会い系サイトの問題をもっと論じたかったが、今回はICT授業が中心だったので今後取り上げて欲しい。
・県外(佐賀県)の動向に、参加者の方々も注目されており、県外(佐賀や武雄市)の実態について伺いたいとの話を多く聞きました。
・該当県にて活躍されていらっしゃる方の話はより具体的で良いかと思いますし、またそれが難しい場合、実際に研修や調査、講座に行かれた方より、情報共有としてお話しを伺えれば・・・と思います。
・ICTを使用した実践発表、また、当県でも日向市等ダイワボウのモデル校になっているので、実践研究の内容等お話しが聞けるといいな・・・と思いました。
・今回のフォーラムにおいて、現場の先生達の情報・教材共有が難しい現実、ICTに対するまだまだ批判的な意見等も伺うことができ、大変有意義な時間でした。
・今後も、宮崎県のICT発展に微力ながらご協力出来ればと切に思いました。
・ICTサポーターの役割等が知りたいです。後はその他の立場での後方支援のやり方が知りたいです。とても勉強になりました。

今回、民間の方も多く参加され、外部支援の希望や期待が高まっていることを感じました。今後、ICT支援員の育成や派遣も含めて、さらに研修やフォーラムを充実させていきたいと思います。参考になるご意見をいただき、誠にありがとうございました。