教育ICT講座「誰でも食いつくプレゼンテーション」

5月25日(土)の総会後に教育ICT講座を開催しました。
テーマ:「誰でも食いつくプレゼンテーション」
講師:清武 清 氏

教育ICT講座の様子01

映像制作をメインに、清武氏が実際に制作されているものや様々なエピソードも交えながら、いかにPRしていくかをお話しいただきました。CM制作(動画制作)だけでなく、いろいろなシーンで応用できるお話でした。

講師紹介

清武 清 氏
クリエイティブディレクター(CM制作・番組制作)
有限会社 STEPS 代表取締役

番組制作ディレクター、音楽プロデューサー、新聞販売店、広告代理店を経て会社を設立。映画制作を始めとした映像コンテンツの制作を行っている。

講座概要

  • アナログからデジタルへ時代が進み、誰でも作れるようになった。映像の中にどれだけ自分の意志が含まれるかが重要。
  • 機材は高価であるか否かより、できるだけマニュアル操作ができるものを。 自己表現、オリジナリティという点ではマニュアル操作が大切。
  • オートフォーカス、オート○○などは便利。しかし誰でも同じような映像となるので、記録用として考える。
教育ICT講座の様子02
  • 絵コンテは、特にCMやショートフィルムでは大切。
  • チームで制作するときの情報や認識の共有。ある程度作りこんだものを現場で落とし込んでいく。
  • 自分が何をしたいのか、何を伝えたいのかをしっかり作っていく。
  • 5W1Hを考える。
  • 各シーンで誰をメインに据えるかを考える。
教育ICT講座の様子03
  • 初めはズームを用いない、カメラは固定して動かさない。見る側への負担になる。
  • 画面内にある情報を考える。背景と人物の関連性や意味など。
  • 初めは自分で満足できるものを作る。次に身近にいる人に見てもらう。
  • 身近にいる人がいいと思えるものなら、その次に広めていく方法を考える。
  • インターネットでは最初の制作物への印象が、その後の制作物を見る、見ないへの影響が大きい。
  • インターネットでは、集中して見てもらえるのはせいぜい5分程度。
  • よほど興味があるもの、話題のものでない限り、長時間のものはきちんと視聴されない。
  • 見る、見ないは出だしの数秒程度で決まってしまう。
  • (AISAS)共有されるためには、誰かに伝えたくなるような要素を入れる。
教育ICT講座の集合写真