もう一度受けたい!国語の授業

いよいよ始まります。街角ブックトーク2019。今年度は、公益財団法人宮崎県芸術文化協会チャレンジ文化活動事業 助成事業で行います。 チラシ、ポスターもできました。

日時:下記参照
場所:南宮崎駅前アーケード街「ふれあいサロン」
参加費:ワンコイン、申込不要、出入り自由、飲み食い自由(除くアルコール)

★第1回 8月24日(土)15:00~18:00
講師:山崎 俊一 氏(国語科教師)
タイトル:文学教育のゆくえ
作品、作家:高校国語教科書に掲載している作家・作品
対談:高校生3人(文芸部)
プロフィール:1971年生まれ。18年間高校の国語の教員をした後、教育委員会で指導主事勤務5年目。学習指導要領の改訂で、現在、国語の授業とりわけ文学の授業の在り方が問われている。その説明をするのが私の仕事だが、現場の先生方には不安やとまどいがある。そこで、改めて「教室で文学を読むことの意味」について、高校生と語り合いたい。趣味は、ジョギング。

★第2回 9月14日(土) 15:00~18:00
講師:森 夢希 氏(劇団「SPC」団員)
タイトル:おいで!絵本の時間だよ!~いないいないばぁから始まる冒険~
作品、作家:いろんな絵本
対談:近藤 奈央 氏
プロフィール:子どもの頃から大の絵本好き。大人になった今でも、気分転換はお気に入りの絵本を繰り返し読むこと。小さい頃は寝る前に必ず読み聞かせをしてもらうことが日課で、そこから読書が大好きになりました。劇団SPC所属。読み聞かせの思い出は、お芝居が大好きになるきっかけにもなっています。

★第3回 10月12日(土) 15:00~18:00
講師:伊福 満代 氏(『遍歴』元同人、映画館スタッフ)
タイトル:図書室から消えた本
作品、作家:古田足日、佐藤さとるなど
対談:渡邉 真美 氏(児童館勤務、脚本家)
プロフィール:宮崎市生まれ。平成10年財団法人宮崎県芸術文化協会発足記念文芸コンクール入賞をきっかけに小説を書き始め、亡き阿万鯱人氏(同人誌『遍歴』主宰)より薫陶を受ける。南日本文学賞(2005年)、九州芸術祭文学賞宮崎地区優秀賞(2018年)等を受賞。みやざき文学賞・小説部門運営委員。

★第4回 11月9日(土) 15:00~18:00
講師:段 正一郎 氏(元国語科教師)
タイトル:「大人」になる痛み〜70年代フォークソングと文学を巡って〜
作品、作家:高野悦子、柴田翔や当時のフォークソングから
演奏、対談:道本 晋一 氏(ギタリスト)
プロフィール:1956年生まれ。宮崎県立高校国語科教諭。2017年延岡高校校長を退職。2000年から宮崎日日新聞劇評執筆。退職後は、イカ釣り漁師の傍らFM宮崎「今夜もバニー先輩」コメンテーター、ときどき教育講演、高校演劇コンクール審査員など。

★第5回 12月14日(土) 15:00~18:00
講師:相馬 早苗 氏(元国語科教師)
タイトル:うそがまことか、まことがうそか
作品、作家:説話集『沙石集』から
対談:岩﨑 真寿美 氏(県立都城工業高校 国語)
プロフィール:2019年3月に宮崎北高校を退職、4月から宮崎県高等学校教職員組合の執行委員長。現役時代は国語の教師。大学での専門は「和歌」だが、百人一首以外はあまり教えたことがない。好きな作家はと言われると、コンプリートにそろっているのは、山田風太郎と橋本治、諸星大二郎、杉浦日向子あたり。趣味はお茶(裏千家)。

★第6回 1月11日(土) 15:00~18:00
講師:永山 智行 氏(「こふく劇場」主宰)
タイトル:モテたい男と無邪気な女の罪
作品、作家:太宰治「カチカチ山」(「お伽草紙」より)
対談:未定
プロフィール:1967年生れ。劇作家、演出家。三股町立文化会館をフランチャイズとする劇団こふく劇場代表。2001年『so bad year』でAAF戯曲賞受賞。2006年から約10年間、公益財団法人宮崎県立芸術劇場演劇ディレクターも務め、九州の俳優を集めてのプロデュース公演「演劇・時空の旅シリーズ」を企画・演出した。

多くの方の参加をお待ちします。