代表理事ご挨拶
NPO法人みやざき教育支援協議会は2011年春、県立学校の事務職を退職したばかりの前代表理事の亀澤克憲さんを中心に学校現場の情報通信技術(ICT)の普及と支援を目的に設立されたものです。教育関係者や大学、地元IT企業、ボランティア団体のメンバーなどの支援を受けながら活動を続け、今日まで至っています。
主に教育ICTの研修などを行い、県内の高校や特別支援学校などを回り、デジタル面のサポートを行ってきましたが、途中から生活困窮世帯の学習支援事業を請け負ったのをきっかけに、引きこもりや不登校、障がい者などの学習困難者への支援もするようになりました。最近ではパソコン、スマホなどのデジタル機器が私たちの日常生活に欠かせないものとなってきたなかで、シニア世代へのデジタル支援も行うようになっています。
今回、亀澤さんが退任するのは、宮崎民俗学会の事務局長でもあり、民俗学にもっと注力したいとの本人の強い思いがあるからでした。私は縁あってこの協議会の正会員でもあり、個人的にもお世話になったことがあります。今回は、役不足とは知りながらこの法人の後継を引き受けた面もあります。
亀澤さんが主に手掛けてきた学校現場のICT支援(スクールプロ事業)は、ほかの団体に担当してもらうことになりました。亀澤さんには理事として今後も活動をサポートしてもらっていますが、私と亀澤さん以外のスタッフ4人はこれまで引きこもりの経験(ピアスタッフ)があります。週に1日だけ半日間、一緒に活動をしております。
人ともデジタルについては大変高い能力と技術を持っておりますし、この活動が社会とつながる場となっています。たまには一緒に県内の名勝を回るなどの大人の遠足を楽しんだりもしています。
今後は不登校の子供たちの支援にも力を入れたいのですが、県ボランティア協会の事務室に間借りしているような今の状態では、デジタル教材を紹介するぐらいしかできていません。社会人になったときに最低限必要な知識だけでも支援できるようしたいとは思っています。
多様な方々の支援を受けながら活動をしていくためにも正会員、賛助会員を個人、団体ともに広く募っております。どうか皆様のご支援とご協力を賜りたいと思います。
代表理事 和田 雅実

略歴
1957年 宮崎県児湯郡川南町生まれ、延岡市育ち。
延岡西高校、東京都立大学法学部卒、1980年 宮崎日日新聞社編集局入社。同社常務、宮日サービスセンター社長を経て、2026年6月にNPO法人みやざき教育支援協議会代表理事就任。