語り継ぐ災害体験

IMG_6542今年度の事業活動として取り組んできた「高校生による聞き書き地域防災」(宮崎公立大学ネットワーク研究室ゼミとの共同事業)が、『語り継ぐ災害体験』として冊子(B5版60頁)にまとまりました。

高校生が地域に関心を寄せ、防災意識を高め、自分に何ができるかを考えてもらうことが目的でした。県内8校が参加してくれて、14本の聞き書き報告が掲載されています。

きっかけは「ぴ~すけ」というヘルプカード(QRコード読み取りによる情報提供)の普及でしたが、地域コミュニティの大切さに気づくなかで、若者たちにどのように地域に関心を持ってもらうかが課題でした。そこからこの取り組みは始まりました。

初年度でしたが、予想以上に高校生たちは活躍してくれました。来年度以降も継続して取り組む予定ですが、高校生自ら新たな動きが出てくることも期待しています。

冊子は県内の各高等学校、大学などに配布する予定ですが、希望される方はメールにてご連絡ください。